【ウイスキーの基本】お酒好きが教えるウイスキーの熟成樽の違いと特徴の徹底解説!

どうも!当ブログを運営している「カイ」と言います!

このブログでは、ウイスキーが好きな僕が、

「ウイスキー初心者の方に向けて、ウイスキーの魅力やオススメの銘柄など」を紹介しています!

この記事を読めば分かること
  • 熟成樽とウイスキーの関係
  • 熟成樽の種類と特徴を知り、自分好みのウイスキーを見つけやすくなる

さて今回は、「ウイスキー初心者の方に知ってほしい、熟成樽の特徴と美味しいウイスキーの選び方」を紹介していきます。

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【基本】熟成樽とは?

熟成樽とは、ウイスキーを熟成して、芳醇な香りや深い味わいを付与してくれる木樽のこと

ウイスキーは、熟成樽に詰めるて長い年月熟成させることで、

木樽の風味が移り、上品で味わい深いウイスキーが、出来上がります!

長期熟成させることで、アルコール感がなめらかになり、上品さが際立つウイスキーができる

熟成樽の種類と特徴を知ろう!

熟成樽の種類
  • バーボン樽
  • シェリー樽
  • ワイン樽
  • ポート樽
  • マデイラワイン樽
  • マルサラワイン樽
  • ビール樽
  • ブランデー樽
  • ラム樽

ウイスキーの熟成樽には、こんなにも種類があるんですよ!

どんなお酒を貯蔵していたのかによって、ウイスキーの風味が変わってきます。

樽材にも種類があり、木の香りがウイスキーに影響を与えます。

バーボン樽の特徴を知ろう!

バーボン樽とは、アメリカンウイスキーの1種「バーボンウイスキー」を詰めていた樽を再利用したもので、

ウイスキーを詰めると、バニラやキャラメルのような上品かつ甘みの強いウイスキーができます。

バーボンウイスキーは、1度使った熟成樽を使えないので、他のウイスキーを熟成させるために買い取って再利用しています。

むかし、樽材の不足によりバーボン樽の空樽を使用したことが始まりで、

現在では、最も手に入れやすくてウイスキーを熟成させる樽として有名ですね!ほとんどが、バーボン樽で熟成しているんですよ!

シェリー樽の特徴を知ろう!

バーボン樽が主流になる前に、使われていた熟成樽!

シェリー酒という「スペインの伝統的な酒精強化ワイン」を詰めていた樽を再利用したものですね!

シェリー樽で、熟成するとドライフルーツのような甘い香りと綺麗なルビーのような色に変化します。

シェリー酒は、現在「ソレラシステム」という1つの樽を100年以上も使い続ける製法で作られているため、空き樽が手に入りません!そこで、ウイスキー蒸留所側が木樽にシェリー酒を詰めてもらって、シェリー樽を造っています。

なので、シェリー樽で熟成したウイスキーは、少しだけ高くなっています。

ポート樽の特徴を知ろう!

ポートワインを詰めていた樽を再利用した熟成樽で、この樽で造られているウイスキーの種類は少ないですね!

ポート樽で熟成したウイスキーは、カシスのような甘みと香りが特徴になります。

ポートワインは、シェリー酒と並ぶ「酒精強化ワイン」の1つで、「ルビーポートワイン、トゥニーポートワイン、ホワイトポートワイン」の3種類があり、ウイスキーの熟成樽として使われているのは「トゥニーポートワイン」です。

あまり見かけることのない熟成樽なので、見かけたら飲んでみても良いかも!

マデイラワイン樽の特徴を知ろう!

マデイラワインを詰めていた樽を再利用した熟成樽。珍しいので、見つけたら飲んでみよう

マデイラワインは、「酒精強化ワイン」の1つで、「辛口、中辛口、中甘口、甘口」の4種類のマデイラワインがある。

マルサラワイン樽の特徴を知ろう!

マルサラワインを詰めていた樽を再利用したもの

マルサラワインは、イタリアのシチリア島マルサラで造られている酒精強化ワインの1つです。

シェリー酒、マデイラワイン、ポートワイン、マルサラワインを「世界4大酒精強化ワイン」と呼ばれている。

その他の熟成樽の特徴を知ろう!

ワイン樽の特徴

酒精強化ワイン以外のワインが詰められていた樽を再利用したもの

赤ワインを詰めていた樽で熟成させるとウイスキーが赤っぽくなる

ラム樽の特徴

ラム酒を詰めていた樽を再利用したもの

熟成させるとラム酒特有の焦げたカラメルのような香りをウイスキーに付与される

ブランデー樽の特徴

果実から造られる蒸留酒「ブランデー」を詰めていた樽を再利用したもの

ウイスキーを熟成させると果実感のあるウイスキーができる

ビール樽の特徴

ビールが詰められていた樽を再利用したもの

珍しい熟成樽なので、ウイスキーの種類も少なく見つけたら飲んでみても良いかも

樽材の種類と特徴

樽材の種類
  • アメリカンホワイトオーク
  • スパニッシュオーク(ヨーロピアンオーク)
  • フレンチオーク
  • ミズナラ(ジャパニーズオーク)

樽材によってもウイスキーの印象が変わるんですよ!

アメリカンホワイトオーク

北米産のホワイトオークのことで、ウイスキーで使われている樽の9割は、この樽材を使っている。

バーボンウイスキーの熟成樽には、ほとんど使われている

アメリカンホワイトオークを使うとウイスキーが、バニラの風味が強くなったり、リンゴや洋ナシのような香りが生まれることもあります。

スパニッシュオーク

ヨーロッパに生息しているオークですね

タンニンの含有量が多く、ドライフルーツやフルーティー感などの香りをウイスキーに与えます。

フレンチオーク

こちらもヨーロッパに生息しているオークの1種ですね

ワインの樽としても有名

タンニンの含有量が多く、スパイシーな風味を与える。

ミズナラ

日本に自生しているオークの1種ですね

とても香りが強く、熟成樽には不向きと言われてきましたが、近年世界中から注目を集め始めている。

伽羅や白檀のようなオリエンタルな香りを与える。

本日の締め

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

今回は「ウイスキー初心者の方に知ってほしい熟成樽の種類と特徴」について解説させて頂きました。

この記事で覚えてほしいこと
  • ウイスキーは、熟成することによってアルコール感が柔らかくなり、熟成樽の種類によって風味が変化します。
  • 有名な熟成樽は、「バーボン樽、シェリー樽」ですね!他の熟成樽は、興味が湧いてから手を出していけば良いと思います。

ウイスキーを選ぶ際は、熟成樽も注目して選んでみてください!

それでは、良きウイスキーライフをお送りください

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この記事を書いた人

年齢:23歳
性別:男
職業:高級イタリアンでドルチェを作っているフリーター
よく飲む場所:TOKYO
好きな事:美味しいお酒とうまい飯を食べること、ゲーム
ブログの内容:主にウイスキーの事を配信している、他にも好きな事を書いてくつもりです。

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