【ウイスキー初心者必見】伝統的なアイリッシュウイスキー徹底解説!オススメの銘柄8選

どうも~カイです!

ウイスキーには世界5大ウイスキーと言われる「スコッチ、アメリカン、ジャパニーズ、アイリッシュ、カナディアン」があります。

今回は、その中でもウイスキー初心者にオススメのジャンル「アイリッシュウイスキー」についてご紹介します。

この記事で分かること
  • アイリッシュウイスキーってどんなお酒?
  • スコッチウイスキーとアイリッシュウイスキーの違い
  • ウイスキー好きがオススメするアイリッシュウイスキー8選!
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アイリッシュウイスキーってどんなお酒?

アイリッシュウイスキーとは、アイルランドで造られている「アイリッシュ・ウイスキー法」の基に定義されているウイスキーのことなんです!

ウイスキーの歴史は、とても長く7世紀ごろから造られ始めています。

スコッチウイスキーも歴史が長く、どちらがウイスキーの起源なのかは、まだ分かっていません!

ウイスキーの特徴は、

一言で言うと、「クセがなく飲みやすい!」です。

なので、ウイスキーを普段飲んでいない方でもアイリッシュウイスキーなら飲めるかもしれません

アイリッシュウイスキーとスコッチウイスキーの違い!

その1 蒸留回数の違い!

アイリッシュウイスキーは、伝統的な3回蒸留がほとんど

スコッチウイスキーなどほかの国にのウイスキーは2回蒸留が基本なんです!

3回蒸留することで、スコッチのようなクセを無くしモルトの甘味を最大限にする事ができます。

余韻もスッと消える感じで、残らないので5大ウイスキーの中では飲みやすいジャンルですよ!

その2 ピートを一切使わないノンピートで造られている!

ピートとは、主にスコッチなどで使われる麦芽を燻すために使われる泥炭のことです。

泥炭とは、植物が炭化して泥状になったもの。ぱっと見普通の泥と変わらないが、乾燥させることで、燃料として使える。山火事の原因にもなっている。

麦芽を燻さないで、乾燥させるためスコッチのような「燻製、薬、潮」を思わせる香りはしません!

なので、スコッチがあまり好きでない人でもアイリッシュウイスキーなら飲めるかもしれないですね

アイリッシュウイスキーの歴史

アイリッシュウイスキーの起源は?

アイリッシュウイスキーの起源は、7世紀に遡ります。

当時の修道士たちが、地中海から「香水を蒸留させる」新しい試みをアイルランドへ持ち帰ってきました。

それを、応用してアルコールを造り始めました。

これが、ウイスキーの起源と言われていて、命の水と呼ばれていたみたいですよ!

アイリッシュウイスキーの全盛期

アイリッシュウイスキーの全盛期は、凄まじく18世紀頃〜20世紀に至るまでスコッチウイスキーよりも消費されていました。

その当時は、なんと小規模なものを合わせると2000近くの蒸留所があり、

その中でも特にウイスキーが盛んだったのは、現在のアイルランドの首都である、ダブリンでした。

ダブリンには、リフィー川という川の近くに「トーマス・ストリート蒸留所」「ボウストリート蒸留所」「ジョンズレーン蒸留所」「マローボーンレーン蒸留所」の4つの大型蒸留所があり、

まとめて「ダブリンビッグ4」と呼ばれていました!

この中で、ものすごい量のウイスキーを生産していたのは、ジョンズレーン蒸留所なんです。

なんと年間で450万リットルも造っていたんです。これは、スコッチウイスキーの10倍~100倍にあたります

(アイルランド凄すぎ~)

現在のアイリッシュウイスキー

アイリッシュウイスキーの貿易相手だったアメリカが禁酒法を発令した時に多くのアイリッシュウイスキーの蒸留所は停止に追い込まれてしまいました。

次々と閉鎖していく蒸留所がある中衰退期でも、頑張って稼働していた「ブッシュミルズ蒸留所」「ミドルトン蒸留所」の2か所がアイリッシュウイスキーを造り続けていました。

そこから、ウイスキーブームが到来して以降は、

伝統的なアイリッシュウイスキーの蒸留所の建設ラッシュが起きています。

これから人気になっていくかもしれないので、有名銘柄は買っておいた方がいいかも!

アイリッシュウイスキーのオススメ8選!

ジェムソン スタンダード

テイスティングノート
  • 香り:香ばしいまろやかな香り、微かなシェリーとフローラルさ、スパイシーさを感じる
  • 味わい:スパイシーさ、ナッツ、バニラの香りのバランスの中にほのかな甘み
  • 余韻:非常にスムース
  • オススメの飲み方:ハイボール、カクテル(アイリッシュコーヒーなど)

日本でも見かけることが多い銘柄で馴染みのあるアイリッシュウイスキーですね!

アイリッシュウイスキーならではの3回蒸留で造られているため、スコッチよりも口当たりがなめらかで

クセがなく飲みやすいのが特徴

お値段もお財布に優しいので、ウイスキー入門にもピッタリですよ

ブッシュミルズ ブラックブッシュ

テイスティングノート
  • 香り:円熟した濃厚な香りからすぐに軽やかでスパイシーなフルーツケーキのような香りに変わる。
  • 味わい:口当たりはシルキーでスムース。シェリーの甘さも心地いい。
  • 余韻:シェリー樽由来の力強さとモルト自体のやわらかさがバランスよく調和する。
  • オススメの飲み方:ハイボール、コークハイ

アイルランドの北端で造られている「ブッシュミルズ ブラックブッシュ」

アイルランドは、「エメラルドアイランド」と呼ばれる程、自然が豊かな場所で

アイリッシュウイスキー最古の蒸留所なんですよ!

アイリッシュウイスキーの3回蒸留を守りつつ、ノンピートで造られたブッシュミルズ ブラックブッシュは、

とてもスムースで、飲みやすくウイスキー初心者の方にも受け入れやすいと思います。

レッドブレスト12年

テイスティングノート
  • 香り:スパイシーでフルーティーな複雑なアロマ
  • 味わい: スパイシー、クリーミー、フルーティー、シェリーそしてトーステッドノートの絶妙なバランス
  • 余韻:複雑な風味が舌に残るような、十分に長い余韻
  • オススメの飲み方:ロック、ハイボール

アイリッシュウイスキーを忠実に守り、造られたウイスキー!

レッドブレストという名前は、「コマドリ」の赤い胸のことで、

シェリー樽で熟成した際に魅せるウイスキーの赤みにちなんで付けられているんですよ!

シェリー樽とバーボン樽で熟成されており、ドライフルーツのような芳醇な甘さとスパイシーさがあります。

ティーリング シングルポットスティル

テイスティングノート
  • 香り:ハイビスカスの花、ミツバチの巣、白ブドウの果肉、グレープフルーツとシトラス
  • 味わい:ライチ、再び白ブドウ、温かいホワイトペッパーに焼きピーチと焼きたてのビスケット
  • 余韻:ドライでかすかなスパイス、ローストしたアーモンドとメープルシュガー
  • オススメの飲み方:ストレート、ロック

元々は、ダブリンにあったボトラーズの会社だったが、自ら「ティーリング蒸留所」を開始しました。

大麦麦芽50%と未発芽の大麦50%を使ってできているウイスキー

3回蒸留もきちんと守られており、独特なオイリー感を出している。

スコッチやジャパニーズウイスキーと違ったウイスキーを飲みたい方は、ぜひ!

カネマラ ピーテッド

テイスティングノート
  • 香り:スモーキー・新鮮なフルーツ
  • 味わい:ハチミツ・バニラ・チョコレート
  • 余韻:ドライだが涼やかなスパイシーさが心地よい
  • オススメの飲み方:ストレート、ロック、ハイボール

これまでのアイリッシュウイスキーとは異なる、ピートを使ったウイスキー

カネマラとは、大西洋に面した「カネマラ国立公園」という所があります。

ここは、かつてピートの採掘場でもあったため普通のアイリッシュウイスキーには、ピートを使わないが、

カネマラだけは違う!!

そして蒸留回数も2回とこれまでのアイリッシュウイスキーとは異なります。

ピーティーさとフルーティーのバランスが良く、スコッチとアイリッシュウイスキーの中間のようなウイスキーですね!

キルべガン

テイスティングノート
  • 香り:リンゴやパイナップル、ライチなどフレッシュでフルーティ
  • 味わい:なめらかでシルクのような舌触りで飲みやすい
  • 余韻:バーボン樽由来のモルティな風味を感じる
  • オススメの飲み方:ストレート、ロック

ゲール語で「小さな教会」という意味を持つ、世界最古の蒸留所!

キルベガン蒸留所は、現存する最古の蒸留所と言われています。

キルベガンは、口当たりが優しくクセがないので、初心者の方にもオススメです

とてもライトで、刺激が少ないのでストレートがオススメですよ!

グリーンスポット

テイスティングノート
  • 香り:甘みが主体となっており青リンゴやブドウ系のフレッシュでフルーティな香り
  • 味わい:青リンゴのような瑞々しいフルーティさと、穀物由来の自然な甘み
  • 余韻:短く、後味はほのかに甘さがある
  • オススメの飲み方:ストレート、ロック、水割り

年間に6000本しか生産されない、レアウイスキー!

グリーンスポットは、ダブリンにあるワイン商「ミッシェル&サン社」のプライベートブランドです。

とても飲みやすく、ウイスキー初心者にピッタリ!

フルーティーなお酒が好きな方なら美味しいと思うかも

タラモアデュー

テイスティングノート
  • 香り:大麦とレーズンやパイン、サツマイモのような芳醇な甘い香り
  • 味わい:バナナやパイナップルのようなフルーティーな味わいや、ナッツのような芳ばしさを感じられる
  • 余韻:余韻はビター、短めで少しだけ酸味を感じる
  • オススメの飲み方:ストレート、ロック

アイリッシュウイスキーの中でも、スッキリとした味わいで特に飲みやすいウイスキー

アイリッシュ・コーヒーに最初に使われたウイスキーとしても有名で、

コーヒーショップやカクテルベースとして使いやすくBARで見かけることも多いです。

クセの無いアイリッシュウイスキーらしいウイスキー!

本日の締め

この記事のまとめ
  • 世界5大ウイスキーの中でも、クセがなく飲みやすい「アイリッシュウイスキー」
  • ウイスキー入門にオススメ!
  • ウイスキーの発祥の地とも言われており、とても歴史が長い

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

アイリッシュウイスキーは、基本的にクセがなく飲みやすいので、

ウイスキー入門にピッタリです。

アイリッシュコーヒーを作る時にも役に立つので、1本あると便利ですよ!

では、最高のウイスキーライフをお送りください!

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この記事を書いた人

年齢:23歳
性別:男
職業:高級イタリアンでドルチェを作っているフリーター
よく飲む場所:TOKYO
好きな事:美味しいお酒とうまい飯を食べること、ゲーム
ブログの内容:主にウイスキーの事を配信している、他にも好きな事を書いてくつもりです。

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