どうも!当ブログを運営している「カイ」と言います!
このブログでは、
「ウイスキー初心者に向けて、ウイスキーの魅力やオススメ銘柄など」を紹介しています。
- 種類豊富!アメリカンウイスキーの魅力と選び方!
- 定番アメリカンウイスキーのコレだけは飲んでほしい銘柄
世界5大ウイスキーである「アメリカンウイスキー」には
豊富な種類があり、香りや味わいも異なるので魅力を徹底解説していきますね!
アメリカンウイスキーの種類と魅力を徹底解説!
アメリカンウイスキーってどんなウイスキー?

アメリカンウイスキーには、原材料の違いからウイスキーの種類が豊富にあります。
一番有名なアメリカンウイスキーのジャンルは、「バーボンウイスキー」ですかね!
1度は聞いたことあると思います。
アメリカンウイスキーは、色々な穀物類から造られているので
香りや味わいの違いが楽しめて、スコッチとは違う面白さがあります。
アメリカンウイスキーの種類

- バーボンウイスキー
トウモロコシを51%以上含んだウイスキーのこと
- ライウイスキー
ライ麦を51%以上含んだウイスキーのこと
- コーンウイスキー
トウモロコシを80%以上含んだウイスキーのこと
焦がしてない樽か中古の樽を使用する
- ホイートウイスキー
小麦を51%以上含んだウイスキーのこと
- モルトウイスキー
大麦麦芽を51%以上含んだウイスキーのこと
- ライモルトウイスキー
ライ麦麦芽を51%以上含んだウイスキーのこと
- ブレンデッドウイスキー
バーボン、ライ麦、コーンを2年間熟成させたものをアルコール度数50度換算で20%を使い、残りを他のウイスキーやスピリットとブレンドしたウイスキーのこと
ブレンデッドスコッチウイスキーとは、別物!
アメリカンウイスキーは、こんな感じで種類がとても多いんですよ!
バーボンウイスキーとは?

バニラの甘い香りやトーストの香ばしさが、バーボンウイスキーの特徴!
アメリカ・ケンタッキー州・バーボン郡で生まれたウイスキーなので「バーボンウイスキー」と呼ばれています。
バーボンウイスキーは、比較的早く熟成が進むので、
スコッチなどは3年以上熟せさせるの対し、バーボンウイスキーは熟成度合いによっては1年未満でも出荷できます
アメリカンウイスキーは、法律で条件が決まっており、条件を満たすことで名乗る事ができるんですよ!
- アメリカ合衆国で作られたもの
- 原材料のトウモロコシの割合が51%以上であること
- 新品の樽の内側を焦がしたオーク樽で熟成させる事
- 80%以下の度数で蒸留すること
- 熟成樽に入れる前の度数が62.5%以下であること
- 製品として瓶に詰める時の度数は、40%以上であること
こんな感じで、しっかりと決められてるんですよね!
テネシーウイスキーとは?

バーボンウイスキーとの大きな違いは、
「テネシー州で造られていること、チャコールメローイング製法」で造られていることですかね!
チャコールメローイング製法とは、サトウカエデの木炭でろ過する製法のこと
通常のバーボンウイスキーよりも、まろやかで雑味の無いドック得なスモーキー感が特徴!
ライウイスキーとは?

ライ麦特有のピリッとしたスパイシーな感じが特徴で、ドライな印象
比較的ドライなので、辛口のお酒が好きな方にオススメですね!
- 原材料に51%以上のライ麦を使っていること。
- 新品の樽の内側を焦がしたオーク樽で熟成させること
- 80%以下の度数で蒸留すること
- 熟成樽に入れる前の度数が62.5%以下であること
- 製品として瓶に詰める時の度数は、40%以上であること
バーボンウイスキーとは、また違った味わいが楽しめますよ!
コーンウイスキーとは?

バーボンウイスキーも主原料は「トウモロコシ」ですが、
大きな違いは「熟成樽の内側を焦がしていない新樽or古樽を使うこと」が法律で決められているという点ですね!
逆に言えば、トウモロコシを80%以上含んでも樽の内側を焦がした樽で熟成させると「バーボンウイスキー」になるんですよ!
- アメリカで造られていること
- 原材料のトウモロコシの割合が80%以上であること
- 熟成させる場合は、焦がしていない樽か中古の樽を使用する事
コーンウイスキーは、他のウイスキーと違いほとんど熟成させないので、
荒々しいアルコール感とその後にトウモロコシの甘味を感じます。
アメリカンウイスキーのちょっとした歴史

1783年にアメリカの独立戦争が終結すると、政府の財政を回復させるために
ウイスキーに税金をかけることになります。
この政策に反対した移民たちは「ウイスキー戦争」と呼ばれる暴動を起こしました。
結果は、すぐに鎮圧されてしまいましたが、
課税から逃れるために、当時のアメリカの管轄外だった
「テネシー州とケンタッキー州」に移住し、大量に採れるトウモロコシを原料に造られたウイスキー。それが「バーボンウイスキー」なんです!
【定番】オススメのアメリカンウイスキー
おすすめのバーボンウイスキー!
ジムビーム
- 香り:バニラやキャラメルの甘さとトウモロコシの香ばしさ
- 味わい:コーン由来の香ばしさと甘さを引き出したマイルドな口当たり、飲みやすさが特徴のバーボンウイスキー
- 余韻:ほのかに樽を感じる
- オススメの飲み方:ハイボール、水割り
コンビニでも缶ハイボールとして売っているのを見かけたことがあるかもしれないですね!
値段は、700mlで1000円程なので、お財布にも優しく
気軽に試せるバーボンウイスキーとして初心者の方におすすめですよ
常飲ウイスキーとして、優秀~
ワイルドターキー8年
- 香り:熟れた果実のような芳醇なフルーツ感、そして強めのアルコール感
- 味わい:口に含むと樽感とフルーツのような甘みがフワッと鼻腔を抜ける
- 余韻:最後は、甘みとアルコール感が残る
- オススメの飲み方:ストレート、ロック、トゥワイスアップ
THEバーボンウイスキーって感じで、アルコール度数が高くしっかりとした味わいなので、
ハイボールや水割りにしても、崩れない!
ストレートやロックで飲んでも美味しいので、コスパ良いですよ~
常飲ウイスキーにピッタリ!
フォアローゼズ イエロー
- 香り:イチジク、シナモン、ハーブ系の様々な香りを感じる
- 味わい:ライトボディーで、まろやか舌の上でとろける甘み。
- 余韻:フローラルな香りが鼻腔を抜ける
- オススメの飲み方:ストレート、ロック、カクテルのベースにもオススメ!
フォアローゼスの真っ赤な薔薇が特徴的なボトルには、とてもロマンチックなお話があるんですよ!
創業者(ポール・ジョーンズ)がとある舞踏会で一目ぼれをして、女性にプロポーズをしました。
すると、女性は「次の舞踏会まで待ってください!お受けする時には薔薇のコサージュを付けてまいります」と言い
次の舞踏会で、しっかりと薔薇のコサージュを付けて現れてくれたそうですよ
歴史を感じる出会い方で、とてもロマンチックですよね!
メーカーズマーク
- 香り:オレンジ、蜂蜜、バニラ
- 味わい:滑らかでバニラを中心とした複雑さ繊細さ・ふっくらとした小麦由来の甘味
- 余韻:柔らかで、しなやかな印象
- オススメの飲み方:ハイボール
通常のバーボンウイスキーは、トウモロコシの他に「ライ麦など」をブレンドしていますが、
メーカーズマークは、冬小麦をライ麦の代わりに使用しているため、まろやかで飲みやすい味わいになっています。
世界的にも高い評価・人気を得ている銘柄なので、1度飲んでほしいですね!
I.W.ハーパーゴールドメダル
- 香り:バニラやバナナを思わせる甘い香り
- 味わい:なめらかでスムースなスッキリとした味わい
- 余韻:ほのかに甘みのある余韻
- オススメの飲み方:ハイボール
世界的に人気の高いバーボンウイスキーの1つで、
トウモロコシならではの「なめらかでスムースな舌触りとバニラのようなふくよかな甘い香り」が特徴!
甘みが強くスッキリとした味わいなので、ウイスキー初心者の方にもおすすめ!
ジャックダニエル
- 香り:バニラやキャラメルのような香り
- 味わい:まろやかな味わいでスムーズ、フルーティーさも感じる
- 余韻:深みがあるが、スッキリとした余韻
- オススメの飲み方:ロック
単独銘柄で世界で1番売れている超人気銘柄なんですよ!
テネシーウイスキーは、「サトウカエデの木炭でろ過」しているので
バーボンウイスキーよりも「まろやかで、独特な甘み、スモーキー感」が楽しめます。
ウイスキー初心者の方にもオススメですよ!
ノブクリーク9年
- 香り:バニラ、ナッツ、オークの樽香
- 味わい:力強いバニラの甘味、キャラメル、微かにスモーキー
- 余韻:リッチで甘い余韻が長く続く
- オススメの飲み方:ロック
ノブクリークは、禁酒法時代の雰囲気を感じることができるウイスキー!
ボトルの形状は、当時ブーツに隠して持ち歩いていた形を取り入れたもの
ラベルも、新聞紙を巻いて飲んでいたので、紙質・雰囲気を似せたもの
アメリカの歴史を感じるとても丁寧に造られたリッチなウイスキーをぜひ飲んでみてください!
おすすめのライウイスキー!
ノブクリーク ライウイスキー
- 香り:ほのかなバニラの香りとオーク樽の香り
- 味わい:ライ麦由来のピリッとしたスパイシー感
- 余韻:リンゴ酢のような酸味
- オススメの飲み方:ロック、トゥワイスアップ、ハイボール
クラフトシリーズらしい力強いリッチな香味が特徴!
ノブクリーク ライは、ジムビーム蒸留所が長年培ってきた香味づくりを活かしたライ麦を原料とするウイスキーなんです。
ぜひ、昔ながらのライウイスキーをお試しください!
ワイルドターキー ライ
- 香り:ツンとくるアルコールの香りとスパイシーさ、バニラのような甘い香り
- 味わい:辛口でサラっとしている。甘さ控えめスパイシーさを感じる
- 余韻:ドライであっさりしている
- オススメの飲み方:ストレート、ロック、ハイボール
ライ麦の比率が高いほど「ピリッとしたスパイシー感が出て、辛口なウイスキー」になります。
後味は、あっさりしていてカクテルのベースやハイボールにもオススメ!
バーボンウイスキーよりも甘さ控えめで、独特な香りがするので、辛口のお酒が好きな方におすすめ!
本日の締め
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
今回は「アメリカンウイスキーの種類と特徴、飲んでほしいオススメの銘柄」を紹介しました。
- アメリカンウイスキーとは、アメリカで造られているウイスキーの総称
- 原材料ごとに種類の特徴が異なる
- アメリカウイスキーは、法律で条件が決められている
- 無骨で男らしいウイスキーが多い
アメリカでは、自由の国らしくウイスキーの種類も豊富で
それぞれ特徴が違うのが面白いところですね!
色々種類がありますが、その中でも「バーボンウイスキー」が世界的にも認知されていて
安定した美味しさを楽しむことができます。
ではいいウイスキーライフをお送りください!