どうも!酒月です。
最近は、コロナの影響で外で飲まないでお家で飲む方が増えてきました。
「BARに行きたいけど、コロナの影響で閉まってて行けない・・・」
「BARでウイスキーの勉強をしたいけど、閉まっている・・・」
BARに行きたくても、行けないのが現状ですよね
そこで今回は、「お家でBARの気分が味わえる本格的なウイスキーのグラスを紹介します!」
- テイスティンググラスの魅力
- テイスティンググラスの選び方
- ウイスキー初心者にオススメのテイスティンググラス
テイスティンググラスの魅力

テイスティンググラスには、ウイスキーの香りや口に含んだときの舌触りを良くしてくれて、
ウイスキーのポテンシャルを引き出してくれる魅力があります。
ウイスキーをテイスティンググラスで飲むのとショットグラスのようなグラスで飲むとでは
香りや味わい、舌触りの違いに衝撃を受けることでしょう!
テイスティンググラスは、ウイスキーに隠れている繊細な香りを感じ取りやすくなるので
グラスによって引き出される香りの種類が異なり、面白いですよ
さらに、ウイスキーの銘柄の違いなどもハッキリと分かるので、ウイスキーを飲むことが楽しくなります。
テイスティンググラスの選び方

グラスの飲み口の形
グラスの飲み口のことを「リム」と呼びます。
リムの形によってウイスキーの香り、味わい、舌触りの感じ方を変えてくれます。
リムの直径
リムの直径によって、ウイスキーの香りの広がり方に変化ができます。
直径が小さいほど、ウイスキーの香りがグラスの中に閉じ込められるので、
香りが飲むときに一気に広がります。
反対に、直径が大きいほどウイスキーの香りは滞留しないので、
ウイスキーの雑味が混じったダイレクトな香りを感じ取る事ができます。(アルコール臭も感じ取りやすくなります。)
- リムが窄まっているほど:グラス内に香りが滞留して、繊細な香りも感じ取ることができる。
- リムが広がっているほど:香りが揮発しやすく、香りが鼻腔をダイレクトに刺激するので、アルコールを感じる
リムの薄さ
リムの薄さは、ウイスキーをテイスティングするなら、こだわりましょう!
リムが厚いものと薄いものを比べると分かり易いですが、
薄ければ薄いほど、唇に違和感を与えること無くウイスキーを口に運べるので
リムが厚いものよりも、ストレートが飲みやすく感じます。
ですが、気を付けたいのが薄いと美味しくウイスキーを飲めますが
グラスを洗うときや拭くときにとても割れやすくなっています。(私は、何個も割ってしまっています(笑))
リムは、薄ければ薄いほど違和感なくウイスキーを飲めますが、とても割れやすいので洗うときは気を付けましょう!
リムの角度
リムには、反っているグラスと真っ直ぐなグラスの2種類があり、それぞれウイスキーの感じ方が変わります。
チューリップのような形をしている、リムが反っているグラスは唇にフィットしやすいので
優しくウイスキーが口の中に流れ込んできます。
そのため、ソフトな口当たりで飲みやすくなり、口の中いっぱいにウイスキーの香りが広がります。
もう一種類のタイプ、リムが真っ直ぐのグラスはウイスキーが勢いよく入ってくるので
高いアルコール度数ならではの、ガツンとした感じ方になります。
- リムが反っているグラス:ゆっくりと口の中にウイスキーが流れてくるので、ソフトな口当たりで香りが口の中いっぱいに広がります。
- リムが真っ直ぐのグラス:勢いよく口の中に流れてくるので、ガツンとした高いアルコール度数の味わいを感じることができます。
グラスの丸みのある箇所の形
グラスの丸みのある箇所のことを「ボウル」と呼びます。
テイスティンググラスを選ぶうえでボウルは、非常に重要なポイントで
ボウルの中にウイスキーの香りが充満してグラスを鼻に近づけたときに
香りが広がります。
ボウルの大きさによって、香りの印象が変わってきます。
ボウルが大きいグラスは、ウイスキーが空気に触れる面積が広いので十分に香りを引き出してくれます。
ですが、大きければ良いということではなく、適度な大きさベストです!
例えば、ワイングラスくらい大きいボウルのグラスの場合だと、空気に触れる面積が広すぎるため
雑味やアルコールの臭いが強まってしまい、ウイスキー本来の香りが薄まってしまいます。
反対にボウルが小さいグラスの場合は、空気に触れる面積が狭いので、若いウイスキーなどの香りが消えやすい
銘柄に使うと、香りを薄めること無く愉しむことができます。
- ボウルが適度に大きいグラスは:空気に触れる面積が広いので、ウイスキーの香りを引き出し、グラス内の充満します。
- ボウルが小さいグラスは:空気に触れる面積が狭いので、熟成の若く香りが消えやすいウイスキーを飲むときにオススメで、香りが薄まらないので愉しむ事ができます。
グラスの持ち手の有無
グラスの持ち手のことを「ステム」と呼びます。
ウイスキーは、温度によって香りが広がりやすくなります。
ステムがあると体温でウイスキーが温まる事を防いでくれるので、香りが一定になり
飲んでいる間は、香りが変化しなくなるので、テイスティングを愉しむ事ができます。
ステムの付いたグラスは、酔いが回ってくると倒しやすくなるので、気を付けましょう!
ステムがあるグラスは、手の温度が伝わらないので、ウイスキーの状態が変化することが無く香りを愉しむ事ができます。
ステム付きのグラスは、倒しやすいので酔いが回ってきたと思ったら、ステムの付いて無いグラスに変えることをオススメします。
ウイスキー初心者にオススメのテイスティンググラス
グレンケアン ブレンダーズ・モルトグラス
世界のウイスキー愛好家の方たちが使っているウイスキーのグラスの中で1番人気なテイスティンググラスです。
お手ごろな価格で、ウイスキーの香りを逃がさない形状、耐久性も十分でテイスティンググラスの中では
圧倒的にコスパの良いグラスです。
始めてウイスキーをストレートで飲むときは、グレンケアンのグラスがオススメです。
RIEDEL(リーデル)ヴィノムコニャックグラス
ワイングラスで有名なブランドで造られたウイスキーにも使えるグラスです。
ワインの味わい、香りを最大限にすることを考えられて造られた
グラスで飲むウイスキーは、口の中にスッと流れ込んできて
柔らかい口当たりで、香りが口の中を満たしてくれます。
ただし、リーデルのグラスはクリスタルガラスから造られているので、とても割れやすいので気を付けましょう!
RIEDEL(リーデル)ヴィノム・シングルモルトウイスキー
リーデルのグラスは、リムが薄くなっていてなめらかな口当たりでウイスキーを飲むことができます。
リムが反っているので、ウイスキーがスーッと自然に口の運ばれて香りが鼻腔を伝わり
香りに包まれることでしょう!
リーデルのグラスは、お酒の美味しく飲むためにとても薄くできてるので割れやすいです。
グラスを洗うときは、お気を付けください!
ZWIESEL(ツヴィーゼル)バースペシャル・ノージンググラス
このグラスは、お手ごろな価格帯なのに軽さ、容量、形が絶妙でステムが付いているので
スワリングしやすいので、ウイスキーの香りをしっかりと感じることができます。
このクオリティーで2000円しないのは、コスパ良いですね
ウイスキー初心者の方でステム付きのテイスティンググラスが欲しい方にオススメです!
アデリア ソニックスクリスタルグラス スニフター
今回、紹介しているグラスの中で1番低価格ですが薄さ、形に問題なくウイスキーをテイスティングする事ができます。
洗浄機で洗えるので、ある程度は耐久性があり楽に洗えますね!
ステムが付いているので、スワリングして香りを愉しむこともできるのも良い点です。
少しステムが短いので、若干持ちにくいかもしれませんが、コスパ良いことには変わりません!
本日の締め
- テイスティンググラスの形によってウイスキーの香り、味わい、舌触りなどよりしっかりと感じ取る事ができます。
- 別にプロのブレンダーの方が使っているテイスティンググラスじゃなくても問題ない
- 初心者オススメのテイスティンググラスを持っておけばグラスの違い、銘柄の違いを確かめる事ができる
今回は、お家でBARの気分が味わえる本格的なウイスキーのグラスをを紹介しました。
テイスティンググラスの形によってウイスキーの香り方が変わるので、
様々な形のグラスで飲み比べるのも面白いかもしれませんね!
テイスティンググラスは、ウイスキーのポテンシャルを引き上げてくれる最高のパートナーです。
お家で、ゆっくりとウイスキーを飲むときにテイスティンググラスで飲んでみてください
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。