【厳選】潮の香りが特徴のキャンベルタウンウイスキーのオススメ3選!

どうも~!カイです。

今回は、小さな港町「キャンベルタウン」で造られているブリニー(潮っぽさ、磯っぽさ)なウイスキーを紹介します。

キャンベルタウンは、元々モルトウイスキーの中心地と呼ばれウイスキー造りがとても盛んだった地域です。

港町で造っているので、潮風を受けながら熟成されたウイスキーは、塩気のある味わい!

この記事で分かること
  • キャンベルタウンってどんなところ?
  • キャンベルタウンウイスキーの魅力
  • オススメのキャンベルタウンウイスキー3選
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キャンベルタウンってどんなところ?

出典:http://httpsshigeh.comscotchwisky6daisannchi

かつてウイスキーの首都と呼ばれていた「キャンベルタウン」は、

アイラ島から海を隔てた本土側にある小さな港町。

全盛期には、30を超える蒸留所がありました。

ですが、今は3つしか残ってないんです!キャンベルタウンは、一気に衰退してしまった地域です。

キャンベルタウンの歴史

全盛期には30もの蒸留所があり、ウイスキーで盛んな港町でした。

ですが、アメリカの禁酒法や第2次世界大戦などの大きな情勢よって

キャンベルタウンの蒸留所は、急激に衰退してしまいました。

キャンベルタウンの全盛期

キャンベルタウンでは、ウイスキー造りに必要な大麦が採れたり、大麦麦芽を乾燥させるための石炭も近くで採取出来ました。

そして、近くには良質な水源がありウイスキー造りに最適な場所でした。

19世紀~20世紀初頭までキャンベルタウンは、アメリカとの貿易で栄えていました。

その当時「世界のウイスキーの首都」と呼ばれているくらいウイスキーに力を入れていて、

小さい港町に34もの蒸留所があり、そのほとんどの蒸留所がアメリカとの貿易のために造られていました。

キャンベルタウンの衰退期

アメリカへの輸出で栄えていたキャンベルタウンですが、アメリカの禁酒法発令や世界大戦、世界恐慌など世界情勢のせいでウイスキーの需要が急激に減ってしまいスコッチウイスキー全体が大打撃を受けてしまいました。

1933年には、禁酒法が廃止されましたがスコッチはもう売れなくなっていました。

キャンベルタウンのウイスキー業者は、安く造り大量に売る方向で輸出して品質よりも大量に造ってしまい

その結果、粗悪なスコッチがアメリカで出回ってしまい、さらに評判が悪くなってしまいました

その当時、最大の貿易相手だったアメリカが完全に取引しなくなり、

全盛期には34もあった蒸留所が次々と閉鎖に追い込まれ、2つの蒸留所しか残りませんでした。

最近、閉鎖していた蒸留所が復活して今では3つの蒸留所がキャンベルタウンの伝統的なウイスキーを守り続けています。

キャンベルタウンウイスキーの魅力

キャンベルタウンのウイスキーは、海の近くで造られているので「潮っぽい、磯っぽい」と表現されることが多く

塩辛いウイスキーとして有名です。

潮辛いウイスキーのことを「ブリニー」とよく表現します。

キャンベルタウンウイスキーの特徴は、アイラウイスキーとハイランドウイスキーの中間と言われていて

ピート香(泥炭)とブリニー(塩辛さ)が特徴的です。

結構クセが強いので、初心者には少しパンチがあるかもしれませんが、

普段スモーキーなウイスキーを好んで飲んでいる方にオススメです!

キャンベルタウンウィスキーのオススメ銘柄3選!

グレンスコシア

テイスティングノート
  • 香り:キャンベルタウン特有の潮っぽさとラベンダーやバニラのようなフローラルな香りが特徴
  • 味わい:フルーティーさとカスタードのようなしっかりとした甘みを感じる
  • 余韻:ピートの余韻は、海を連想させる
  • オススメの飲み方:ストレート、ロック、ハイボール

スプリングバンク10年

テイスティングノート
  • 香り:洋ナシ、バニラ、麦芽、かすかなピート
  • 味わい:麦芽、ぴりっとした塩気、シナモン、ナツメグ
  • 余韻:フルーティーさとバニラの余韻
  • オススメの飲み方:ロック、ハイボール

スプリングバンクは、「モルトの香水」と評される程香り高く飲んだ人を魅了をしていくウイスキー!

この蒸留所では、スプリングバンクの他にも「ロングロウやヘーゼルバーン」も造られていて

同じ蒸留所内で3種類のウイスキーを造っている珍しい蒸留所

結構高いので、どこかで見つけたらぜひ飲んでみてください!

ロングロウ ピーテッド

テイスティングノート
  • 香り:強い塩気を感じるスモーキ感。梨や青りんごのさっぱりしたフルーティーさ
  • 味わい:強めの酸味と仄かにビター
  • 余韻:辛さと甘さのある余韻
  • オススメの飲み方:ストレート、ロック

ヘビーピートモルトを使い、2回蒸留することで塩気を引き出したウイスキー!

キャンベルタウンが衰退してしまった時に「ロングロウ蒸留所」も無くなってしまいました。

ですが、今はキャンベルタウンの生き残った蒸留所「スプリングバンク」で造られています。

ノンエイジとしては、まろやかでピート香もしっかりしているが、

結構高い!!

どこかで見つけたら、絶対に飲んでみてください!

本日の締め

この記事のまとめ
  • キャンベルタウンは、塩辛い(ブリニー)と評されるウイスキーが有名!
  • 今は、3つの蒸留所しか稼働してないが、全盛期は「モルトの中心地」と呼ばれる程盛んだった
  • スプリングバンク蒸留所では、「スプリングバンク、ロングロウ、ヘーゼルバーン」の3銘柄を造っている
  • キャンベルタウンのウイスキーは、希少価値が高く宅飲み用としては常飲できる値段じゃない!!

ここまで、読んで頂きありがとうございました!

キャンベルタウンのウイスキーって3つの蒸留所が少量造っているので、

とても希少価値が高く、値段がかなり高いのが特徴ですね~

その中で比較的、良心的な「グレンスコシス」は常飲ウイスキーとしても優秀です。

もしBARで見つけたら飲んだ方がいいですよ~

最高のウイスキーライフをお送りください!

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この記事を書いた人

年齢:23歳
性別:男
職業:高級イタリアンでドルチェを作っているフリーター
よく飲む場所:TOKYO
好きな事:美味しいお酒とうまい飯を食べること、ゲーム
ブログの内容:主にウイスキーの事を配信している、他にも好きな事を書いてくつもりです。

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