どうも!酒月です。
今回は、5000円以下で買える宅飲みにオススメのウイスキーを紹介します。
ウイスキーって1本あるだけで色々な飲み方ができて、コスパが最高にいいですよね
最近だと、ウイスキーが人気になってきて高騰している銘柄もありますが
この記事では、5000以下で買える銘柄に限定していますので、
自分へのご褒美やちょっとしたプレゼントにも最適な価格帯だと思います
ぜひ参考にしてみてください
- ウイスキーの産地の特徴
- 原材料によって変わる香り・味わい
- 熟成の重要さ
- 5000円以下で買えるオススメのウイスキー
ウイスキーの産地

スコットランド(スコッチウイスキー)
スコットランドのウイスキーは、世界5大ウイスキーの中で1,2を争う程歴史が長く、ウイスキー発祥の地かもしれないらしいですよ!
ちなみに、もう一つの発祥の地候補は、アイルランドです。(まだ決着はついてないです!)
スコッチは、ウイスキーの原材料の大麦麦芽を乾燥させる際に、ピートと呼ばれる泥炭を使っているんです!
この方法で乾燥させたウイスキーは、香りの強弱はあるものの、スモーキーな香りがします。
ピートの使用量が多いほど、香りが強く燻製や薬、潮っぽい(海っぽい)などクセのある表現ですが、
リピートしたくなるような味わいの虜になってしまいます。
ピートを一切使用してないノンピートのウイスキーもあり、飲みやすいのでウイスキー初心者にオススメ!
アメリカ(アメリカンウイスキー)
アメリカで造られているウイスキーは、種類が多く世界5大ウイスキーの中で1番!
しかも種類ごとに、法律で厳しく決められていて、守らないとウイスキーを名乗れないとのこと
アメリカンウイスキーの中で、有名なのはバーボンウイスキーですね
ウイスキーを知らない人でも、聞いたことのある名前ですよね!
アメリカンウイスキー=バーボンウイスキーと思っている方が多いですが、造られているウイスキーの1種類に過ぎません
アメリカではバーボンウイスキーやコーンウイスキー(トウモロコシ)、ホイートウイスキー(小麦)、ライウイスキー(ライ麦)、モルトウイスキー(大麦麦芽)、テネシーウイスキーの6種類のウイスキーが造られています。
テネシーウイスキーは、法律上バーボンウイスキーと同じですが、テネシー州で造られている事とサトウカエデの木炭でろ過する「チャコール・メローイング製法」で造られたものを言います。

日本(ジャパニーズウイスキー)
ジャパニーズウイスキーは、他の世界5大ウイスキーよりも歴史は浅いですが、ウイスキーのコンペティションで数々の賞を受賞している世界的に有名なウイスキーです。
あまりウイスキーを知らなくても聞いたことのあるような「白州、山崎、響、竹鶴など」は、
世界的にも有名なので日本で買う場合、ほとんどプレミア価格でしか手に入りません!
もし、飲んでみたい方はBARに行ってみるのも良いかもしれませんね
極たまに、コンビニ限定のミニボトルが販売することがあるので見つけたら買ってみてください!
低価格帯は「トリス、ブラックニッカ、角瓶など」があり、700ml1000円くらいで買えるのでコスパが良いです。(ハイボールが好きな方は、この価格帯でも十分に楽しめると思います。

アイルランド(アイリッシュウイスキー)
アイルランドで造られているウイスキーは、世界5大ウイスキーの1つで、スコットランドと同じくらい歴史があります。
スコッチと違うところは、スコッチはウイスキーを造る際に、ピートを使い大麦麦芽を乾燥させ2回蒸留するのが主流ですが、アイリッシュウイスキーはピートを使わないで、3回蒸留することが多いです。
3回も蒸留することで、アルコール度数が上がり、雑味の無いクリアで飲みやすいウイスキーになっているので、ウイスキー初心者の方にもオススメのジャンルです。

カナダ(カナディアンウイスキー)
カナディアンウイスキーは、トウモロコシから造られる「ベースウイスキー」とライ麦から造られる「フレーバリングウイスキー」の2種類のウイスキーをブレンドして造れれている5大ウイスキーの中でも珍しいジャンルです
スコッチウイスキーやジャパニーズウイスキー、アメリカンウイスキーのような独特な香りや味わいとは反対に
飲み口が軽く飲みやすく、ウイスキー初心者の方にもオススメしたいウイスキーですね!
日本では、「カナディアンクラブ」というウイスキーが有名で、BARに行けば必ず置いてるほどです
コンビニなどでも置いてるところがあり、宅飲みでカクテルを造りたい方にもオススメです。

ウイスキーの種類

モルトウイスキー
モルトウイスキーの「モルト」とは、なにか?
これは、大麦麦芽のことを指しウイスキーの原材料のことです。
大麦麦芽から造られたウイスキーは、スコッチやジャパニーズ、アイリッシュで多く使われていて香りや味わいが強く、しっかり感じるのが特徴
シングルモルトウイスキーという言葉がありますが、
よくある間違いで「1種類のモルトで造られたウイスキー」と思っている方がいますが、
正確には、「1つの蒸留所で造られたモルトウイスキーのこと」を指しています。
2つ以上の蒸留所のモルトウイスキーをブレンドして造られたウイスキーを「ブレンデッドモルトウイスキー」と言います。


グレーンウイスキー
グレーンウイスキーとは、モルト(大麦麦芽)以外の穀物類から造られたウイスキーのことで、
トウモロコシやライ麦、小麦から造られているウイスキーの総称
グレーンウイスキーは、モルトウイスキーと比べ軽くて香りもスッと消えるので飲みやすくウイスキー初心者の方にもオススメ!
アメリカのバーボンウイスキーもグレーンウイスキーなので、飲んでみたい方はコンビニや酒屋で買ってみても良いかもしれませんね

ブレンデッドウイスキー
ブレンデッドウイスキーとは、言葉の通りで、先ほど紹介した「モルトウイスキー」と「グレーンウイスキー」をブレンドして造られた、2つの良いところを味わえるウイスキーです。
モルトウイスキーだけだと、香りと味わいがしっかりとしている分、飲みにくく万人受けしません
グレーンウイスキーだけだと、軽くて飲みやすい分、物足りなさや特徴の無さが目立ちます
この2つのウイスキーをブレンドすることで、
「モルトウイスキーよりは飲みやすく、グレーンウイスキーよりは香りや味わいがハッキリしていて深みのあるウイスキーになりました」
最近シングルモルトのブームになっていますが、それでもブレンデッドウイスキーの売り上げは桁違いにあるので、世界でどれだけ人気かがよくわかりますね!


ウイスキーの熟成樽

ウイスキーの香りや味わいに重要な樽熟成です。
元々、ウイスキーの密造時代にウイスキーとバレないように隠すために樽に入れたところ
長期間保存していたことによりさらに美味しくなったことが、ウイスキーを熟成するきっかけになりました。
熟成する期間や熟成する樽の種類によってウイスキーは、大きく変わるので同じ蒸留所から出ているウイスキーでも色々な種類のウイスキーが造られています。
熟成の期間が長いほど、手間がかかっているので価格も上がります。
5000円以下で買えるオススメウイスキー
スコッチウイスキー編
ラフロイグ セレクトカスク
- 香り:ラフロイグ10年と比べると潮っぽさは、マイルドだがラフロイグらしいクセを感じることができる
- 味わい:口の中に広がる熟した果実の甘味とラフロイグらしい潮っぽさのバランスがちょうど良い
- 価格:3799円(現在)
グレングラント アルボラリス
- 香り:フルーツや蜂蜜のような甘い香りが特徴で飲みやすい
- 味わい:シングルモルトならではの強い個性は無いですが、飲みやすく飲みすぎてしまうので注意が必要
- 価格:2950円(現在)
グレンフィディック 12年
- 香り:洋ナシやレモンのようなフルーティーな香り
- 味わい:ライトで飲みやすく、スッキリとした味わい。ハイボールにもオススメ!
- 価格:4780円(現在)
グランモーレンジィ オリジナル
- 香り:レモンやリンゴ、洋ナシのようなフレッシュな果実香で爽やかな印象
- 味わい:バニラや蜂蜜のようなクリーミーな味わいで口の中にフルーティーさ、フローラルさが広がる
- 価格:4679円(現在)
ボウモア 12年
- 香り:アイラウイスキーならではの潮っぽさとレモンやハチミツのような香りが特徴
- 味わい:スモーキーさとフルーティーさのバランスが良く、アイラウイスキーの中では飲みやすい
- 価格:3889円(現在)
アメリカンウイスキー編
ジャックダニエル
- 香り:バニラやキャラメルのような甘みのある香り
- 味わい:テネシーウイスキー特有のまろやかで飲みやすい口当たり
- 価格:2380円(現在)
メーカーズマーク
- 香り:ハチミツやバニラ、オレンジなどの香りが優しく香る
- 味わい:ライ麦の代わりに冬小麦を使っているので、とてもまろやかで飲みやすく、繊細
- 価格:2580円(現在)
ノブクリーク
- 香り:バニラやナッツ、オークの樽香が口の中に広がる
- 味わい:力強いバニラの香りとキャラメルの甘い香りの後に微かにスモーキーさを感じる
- 価格:4158円(現在)
ジャパニーズウイスキー編
ニッカセッション
- 香り:オレンジやリンゴのようなフレッシュなフルーツの香りとモルトの甘さと香ばしさ
- 味わい:なめらかでクリーミーな口当たりで、オークの甘さとフルーティーさの調和された軽やかな味わい
- 価格:3791円(現在)
知多
- 香り:グレーンウイスキーらしいほんのりと甘い軽やかな香り
- 味わい:口当たりがライトで、飲みやすくハチミツや和菓子のような甘み
- 価格:4026円(現在)
富士山麓 シグニチャーブレンド
- 香り:洋ナシやパイナップルのようなフルーティーな果実香と微かにスモーキーさも感じる
- 味わい:熟成がピークの原酒のみで造られているので、複雑で奥深い余韻が特徴
- 価格:4950円(現在)
アイリッシュウイスキー編
ジェムソン スタンダード
- 香り:まろやかな香ばしさと微かなシェリーを感じる
- 味わい:3回も蒸留されているので、非常になめらかでクリア。スパイシーさとバニラの甘味、シェリーのバランスが良い
- 価格:1915円(現在)
カナディアンウイスキー編
カナディアンクラブ クラシック12年
- 香り:キャラメルやバニラのような甘い香りとスパイシーさのあるスッキリとした香り
- 味わい:クセがなくドライでありながら、甘みもある。スッと消える飲みやすい味わい
- 価格:1140円(現在)
本日の締め
- ウイスキーで5000円くらいの銘柄は、ちゃんとした銘柄ばかりで失敗しにくい
- 価格が低くなるにつれてストレートやロックよりもハイボールや水割りなどで飲んだ方が美味しく飲める
- 自分へのご褒美やちょっとしたプレゼントには、最適な価格帯
ウイスキーで5000円以下は、熟成年数の高い銘柄は買えませんが、大体のレギュラーボトルは買えますね!
その中でも今回は、「お酒好きが厳選した銘柄」を紹介しました。